2016年10月20日

「MS Office」から「LibreOffice」への移行--欧州政府機関の事例に学ぶ


10年以上前にオープンソースのオフィススイートに人気が出てきてから、一部の大規模組織は「Microsoft Office」に背を向けている。

 欧州の政府機関ではMicrosoft製品を置き換えるプロジェクトがいくつか進んでおり、イタリア国防省が12万台以上のPCをオープンソースの「LibreOffice」に移行させるプロジェクトも、その最新の事例にすぎない。

 しかし、勢いは増しているかもしれないが、こうした組織は依然として少数派だ。企業もMicrosoft Officeから離れる動きに追随するところはまだ多くない。

 企業がMicrosoft Officeからの乗り換えに消極的なのは、広く認識されている移行のマイナス面が原因なのかもしれない。

 LibreOfficeに対する不満として、インターフェースが古くさい、文書をクラウドに同期する機能がない、という意見が上がることもある。また、Microsoft Officeと互換性がないのではないかと心配して、尻込みする人もいるようだ。

 本記事では、こうした移行プロジェクトに長年携わってきた人々から、企業がLibreOfficeに乗り換える負担を軽減し、先述した批判の一部に対処する方法を学ぶ。

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